諫干開門巡る見解 諫早市は回答せず

 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門を巡り、市民団体「諫早湾の干潟を守る諫早地区共同センター」(宮地昭代表)が諫早市の見解を求めた請願について、市は18日、団体側が求めた文書回答に応じないことを明らかにした。取材に対し「市議会などで、開門せずに有明海再生を目指すという見解は再三、表明している」とした。

 請願は9月11日提出。開門を命じた福岡高裁確定判決(2010年)の履行と開門調査実施を、国に要請することなど4項目。同団体は1カ月以内の文書回答などを求めていた。

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