二度のガンを乗り越え、偉業を達成

日曜日に行われた試合で、100試合連続フル出場を達成した、イタリアセリエAのサッスオーロに所属する、フランチェスコ・アチェルビ。その陰には病気との戦いがありました。

現地時間17日の日曜日に行われたセリエAの試合で、サッスオーロに所属するフランチェスコ・アチェルビが、100試合連続フル出場という偉業を達成しました。

実は、この記録を達成する前、彼はガンと闘っていたのです。

二度のガンを克服

もっとも最近では、2013年にドーピングテストがきっかけで精巣ガンが発見され、治療を受けることになりました。それでも2014年9月には完全復帰。100試合連続フル出場記録は2015年の10月18日から始まりました。

「僕はプレーすることをやめたくなかった。これは僕の情熱さ。」

昨シーズン、当時監督だったディ・フランチェスコが彼を休ませようとしたときに、彼は拒否したそうです。

「満足しないよ。1週間常に準備をするんだ。食べている時、休んでいる時、頭の中でも。そうすればいいプレーを継続できる。」

「病気にかかった後、後悔している時間なんてないって気が付いたんだ。」

不屈の精神とたゆまぬ努力で病気を克服し、記念すべき記録を残したアチェルビ。クラブは15位と、なかなか調子の上がらないシーズンを過ごしていますが、今後も守備の要として活躍する彼に期待したいです。

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