ナイスがウッドデザインの林野庁長官賞受賞

 建材卸売や住宅供給を手掛けるナイス(横浜市鶴見区)が一般社団法人木と住まい研究協会、一般財団法人木構造建築研究所と共催する「木と住まいの大博覧会」が「ウッドデザイン賞2017」のライフスタイルデザイン部門コミュニケーション分野で林野庁長官賞を受賞した。

 ウッドデザイン賞は、「木」に関する物事を対象に、デザイン性が優れた製品や取り組みなどを消費者目線で表彰する顕彰制度。木と住まいの大博覧会は森林・木材・建築関連事業者や団体、自治体、学術機関などが情報交換できる木材総合展示会で2016年からスタート。全国5都市で開催している。国産材の利用拡大に向け、事業者間のネットワークの構築を促進していることなどが評価された。

 「木と住まいの大博覧会」は18年も東京、仙台、名古屋、京都、福岡で開催予定。東京での開催は2月16、17、18日のいずれも午前10時から東京ビッグサイトで開催される。すてきナイスグループでは木材の調達から施工までを手掛けられる「木造ゼネコン」として、木造建築物の普及拡大に取り組んでいる。

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