クロップ監督、冬の移籍に向けて「神に感謝すること」とは

『Independent』など各メディアは、「ユルゲン・クロップ監督は、守備に新しい選手を獲得するとは限らないと話した」と報じた。

今季の戦いで守備における問題が指摘されているリヴァプール。先日のセビージャ戦では3点をリードしながら追いつかれてしまった。

一方、このところの9試合でわずか4失点と決して不調ではなく、改善も見られる状況でもある。

ファンは1月のマーケットで守備に新しい選手を獲得することを期待しているが、具体的な話はまだない。

クロップ監督は、「1月の補強を行う気持ちは後退しているか?」と聞かれ、以下のように答えたとのこと。

ユルゲン・クロップ 「我々がやっていることの全てが、今後の計画に影響を及ぼす。私が言えるのはそれが全てだ。

試合に勝つ時は、いい守りが出来た時だ。私はそれに満足する。

チームとしていい守りが出来なければ、私はそれに満足できない。

しかし、常に新しい選手を獲得することによって解決方法を見出そうとは考えない」

【次ページ】「幸いなのは、決断を下すのが我々であるということ」

ユルゲン・クロップ 「記事などを読むことはほとんどないが、例えばアルベルト・モレノは今季素晴らしいシーズンを過ごしている。そして、我々はセビージャで戦い、彼はあまりいいプレーができなかった。

そこで、人々はこう言うことを躊躇わない。『新しい左サイドバックが必要な理由がここにある』と。

そして私は思う。『ああ…』と。

しかし神に感謝したい。私、もしくは我々が、ここで決断を下す。他の誰でもない。

我々はリラックスできはしないが、全てに目をやり、ともに団結する必要があり、あらゆることに取り組む必要がある。そして、様々な状況に対する解決策を持たなければならない。

ともかく、大丈夫だ。良くなっていくかも知れないし、悪くなるかもしれない。

今はアーセナル戦への準備をしなければならない。本当に厳しい試合になる。さもなければ、チャンスは訪れないよ。

ジョエル・マティプは昨日練習に戻ってきた。アーセナル戦までに準備できるかはわからない。ただ、試合はこれからもある。

残念ながら、モレノはまだピッチに戻れていない。あと数週間必要になるだろう」

© 株式会社ファッションニュース通信社