ドルトムントやアーセナル、そしてチェコ代表で活躍したMFトマシュ・ロシツキーが現役引退を発表しました。
ドルトムントやアーセナル、チェコ代表の10番として活躍し、今シーズンは古巣スパルタ・プラハでプレーしていたMFトマシュ・ロシツキーが現役引退を引退を発表しました。
ロシツキーは「リトル・モーツァルト」の愛称で知られ、
卓越した創造力を武器に中盤の司令塔として数々のチームを引率してきました。
記憶に残るスーパーゴール
ノースロンドンダービーでトッテナム相手に決めたスーパーゴール。
誰よりもアーセナル、そしてロンドンを愛し、ロンドンの嫌いなところは?と聞かれると「トッテナム」と真っ先に応えるサービス精神旺盛なロシツキーが決めた1発で記憶に残っているファン・サポーターも多いはず。
またフレブ、セスク、フラミニ、ロシツキーの中盤4人はドリブル、パス、シュート、ボール奪取と攻守において4人で完結してしまうほどの完成度を誇りました。
ケガだけが悔やまれます
アーセナル在籍期間中はとにかくケガに悩まされていたロシツキー。
細かなケガから約1年半という長期離脱のケガまで経験しています。
しかしロシツキーは諦めることなくケガを直してピッチに立ち続け、
復帰してはキレのあるプレーを見せてくれました。
「ケガさえなければ・・・」
そんな言葉が当てはまる選手でした。
プロ生活は順風満帆とはいきませんでしたが、第二の人生は是非とも順風満帆に過ごしてほしいですね。