製缶大手の米クラウン、インドネシアにアルミ缶工場開設

 製缶世界大手の米クラウン・ホールディングスはこのほどインドネシア・ジャカルタ近郊に飲料缶製造工場を開設した。330ミリリットルのツーピースアルミ缶の製造ラインを1ライン保有し、年産能力は6億5千万缶。増産用スペースも確保しており、需要の増加に合わせて生産能力を引き上げる方針を示している。

 新工場はクラウンにとって初めてのインドネシア拠点であり、アジア太平洋地域で16番目の工場。インドネシアではジャカルタ近郊にソフトドリンクなどの飲料メーカーが集中しており、近郊のカラワン市に拠点を置くことで顧客へのサービス向上を図る。

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