ローマは20日、ベスト8進出がかかったコッパ・イタリア5回戦でトリノと対戦。前後半に1点ずつ奪われたローマは、試合終了間際にパトリック・シックが一矢報いるも1-2で惜しくも敗れ、ベスト16で姿を消すこととなった。
試合後、伊『Rai Sport』のインタビューに応じたローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は「残念だよ。チャンスは作っていたが、セットプレイ時の守備のミスから失点してしまった。ただ、チームがやったことを考えると、我々にとってポジティブなパフォーマンスだったと思う」と述べつつも「チャンスを活かさなければならない。ゴール前では決めきらなければならないんだ。今日の敗戦は自分たちのせいだね」と悔しさをにじませた。
そして23日の土曜日に年内最後の大一番、セリエA第18節のユヴェントス戦を控えているローマ。トリノ戦では守備に不安を残す結果となったが、ディ・フランチェスコ監督は「コッパ・イタリアで次へ進めなかったのは残念だが、(この試合で)我々のパフォーマンスが完全に否定されたわけではない。ゴール前でいつくか不運もあったからね。もし否定されていたら、私はもっと心配していたと思う」とコメントし、ユヴェントス戦は問題ないことを強調している。
はたして、ローマはコッパ・イタリア敗退から気持ちを切り替え、ユヴェントスのホームで勝ち点を奪うことができるのか。