「自分で考える力」育む 物語題材に意見交換

狩野みき講師(左から2番目)のアドバイスを受けながら文章を解釈するヒントを探す生徒たち

 高鍋町・高鍋高(児玉康裕校長、802人)普通科探究科学コースで15日、思考力を育てる研究授業があった。宮崎大教育学部(添田佳伸学部長)と同校が本年度から取り組んでいる協働プロジェクトの一環。同コースの1年生31人を対象に、「自分で考える力」を育む授業の実践に取り組む慶応大の狩野みき講師(50)が講義を行い、文章の多様な解釈や説得力のある意見を導く方法を体感した。

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