『Mirror』は、「21世紀のエル・クラシコにおける最高の選手50名」という記事を掲載した。
今季はなんとクリスマスの昼にキックオフされるという異例のエル・クラシコは、世界的な視野で開かれる大イベントとなる。
レアル・マドリーとバルセロナ、スペインの主要地域を代表するクラブ同士の戦いは、何度も名勝負を演出してきた。
その試合を彩った50名の選手とは?今回は50~25位を紹介しよう。
50位:カカ(レアル・マドリー)
クラシコで得点を決めたことはないが、彼の世代では最高の選手であり、真のギャラクティコスの一員だった。
49位:デイヴィッド・ベッカム(レアル・マドリー)
2005年4月のクラシコで2得点を導いたベッカム。4-2の勝利に貢献した。
48位:ミチェル・サルガド(レアル・マドリー)
スティーヴ・マクマナマンは彼のことを「本物のサイコパスだ」と呼んだ。最も精力的な選手であり、クラシコのような試合にピッタリだった。
47位:ゴンサロ・イグアイン(レアル・マドリー)
レアル・マドリーが優勝した2008年、4-1で勝利したクラシコでゴールを決めた。スーパーカップでもバルセロナの撃破に貢献。
46位:アレクシス・サンチェス(バルセロナ)
サンチェスはバルセロナで成功したとは言えないが、2013年に2-1で勝利したクラシコで、ディエゴ・ロペスをあざ笑うようなチップシュートを決めた。
45位:ズラタン・イブラヒモヴィッチ(バルセロナ)
スウェーデンの殺し屋は、バルセロナで苦い時間を過ごした。しかし、2009年のクラシコでは、ダニ・アウヴェスのクロスからゴールを決めて勝利に貢献。
44位:ルート・ファン・ニステルローイ(レアル・マドリー)
マンチェスター・ユナイテッドから加入したニステルは、2007年の3-3で終わったクラシコでゴールを決めた。怪我から復帰した2008年にも、バルセロナ相手にPKを決めている。
43位:ロベルト・カルロス(レアル・マドリー)
伝説的なサイドバックの一人である彼は、2003年12月のクラシコでゴールを決め、2-1の勝利に貢献した。カンプ・ノウでは20年ぶりの白星だった。
42位:セスク・ファブレガス(バルセロナ)
アーセナルから復帰してきた彼は2011年から再びバルセロナでのキャリアをスタート。スーペルコパでは途中出場から勝利に貢献。マルセロを退場に追い込んだ。
41位:エリック・アビダル(バルセロナ)
肝臓移植を受けたフランス人DFは、チャンピオンズリーグでのクラシコで復帰。試合後には胴上げを受けた。
40位:ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
バルセロナの左サイドバックとして長く活躍を見せたジョルディ・アルバ。コンスタントにレアル・マドリーを痛めつけた。
39位:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)
いろいろと言われることはあるにせよ、2011年からコンスタントにクラシコでゴールを決めてきた男だ。昨年のカンプ・ノウでの活躍は目に新しい。
38位:ハビエル・マスケラーノ(バルセロナ)
プレッシャーが掛かる試合こそ、彼のような選手が必要だ。戦い、道を塞ぎ、どんな相手からもボールを刈り取る。ピッチ上のボスは、今季が最後のクラシコになるかもしれない。
37位:グティ(レアル・マドリー)
誰もが認める天才プレーメーカーは、バルセロナ相手にも幾つか印象的なスキルとパスを披露した。得点はなかったが、重要な試合にも関与した。
36位:アリエン・ロッベン(レアル・マドリー)
オランダ人のウインガーは、2008年に4-1でレアル・マドリーが勝利したクラシコで活躍。ディフェンダーにとっては常に悪夢、ありえないプレーを見せる。
35位:ティエリ・アンリ(バルセロナ)
アーセナルで最高のプレーヤーだった彼は、バルセロナでは決して本領発揮はしなかった。しかし2009年のベルナベウでは、バルセロナの6-2勝利に貢献している。
34位:メスト・エジル(レアル・マドリー)
クリスティアーノ・ロナウドが彼のパスを気に入っており、退団を大層悲しんだという。エジルの動きとキックは、バルセロナのディフェンスに頭痛を起こさせた。
33位:ビクトル・バルデス(バルセロナ)
2012年のスーペルコパではミスを犯し、ディ・マリアにゴールを許したビクトル・バルデス。しかし、彼の10年間で決定的に責められる部分はそこだけだろう。
32位:ギャレス・ベイル(レアル・マドリー)
2014年のコパ・デル・レイ決勝では、バルセロナを相手にとんでもないソロゴールを決めたベイル。優勝に大きく貢献。
31位:デコ(バルセロナ)
ブラジル出身のポルトガル代表プレーメーカーは、2000年代のバルセロナ黄金期を支えた。レアル・マドリーの守備は彼によって何度も混乱させられた。
30位:シャビ・アロンソ(レアル・マドリー)
かつてリヴァプールでプレーした男は、素晴らしいパスととんでもない視野でレアル・マドリーを助けた。最高のサッカーを作る方法を知っていた男だ。
29位:アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリー)
バルセロナに問題を起こさせたアルゼンチン人のウイングは、中央でも外でも力を発揮した。2014年のコパ・デル・レイ決勝でもゴールを決めた。
28位:クロード・マケレレ(レアル・マドリー)
世界最高の守備的MFと言えるマケレレ。ギャラクティコスの基礎となった。問題はフロレンティーノ・ペレス会長が世界で最も彼を評価しない男だったことだが…。
27位:マルセロ(レアル・マドリー)
ロベルト・カルロスが道を作り、マルセロがその足跡を辿った。2011年のチャンピオンズリーグではゴールを決め、ブレイクのシーズンを経験した。
26位:ルイス・エンリケ(レアル・マドリー&バルセロナ)
最終的にはバルセロナの男として記憶されることになった。とりわけ、監督としての功績もある数少ない選手だ。多彩で熱心、ブラウグラナを身にまとい、古巣を何度も苦しめた。
25位:フェルナンド・モリエンテス(レアル・マドリー)
1997年にレアル・マドリーへやってきたストライカーは、何度もバルセロナを相手に戦った。2004年にはバルセロナへの移籍の話もあったという。