関西電炉メーカーの年末年始休業日程、製鋼は延べ71日間

 関西地区電炉メーカー工場別の17~18年の年末年始休業日がまとまった。

 10社13工場で製鋼の休業日が延べ71日。圧延が同113日になる。製鋼は前年に比べ延べ2日間の休業増となるが、圧延は同9・5日間の休業減になる。

 建設鋼材需要が堅調なこともあって、各社個別の休業日数はほぼ前期並み。ただ中山鋼業は電気炉の高効率省エネ設備を来夏導入するための事前工事で、12月11日から1月3日まで24日間炉休を実施する。これに連動して圧延も25日から1月3日までの10日間止める。

 このほか製鋼の休業増は、合同製鉄・大阪が前期より3日多い7日間。ヤマトスチールが1日多い8日間など。

 休業日を減らすのはJFE条鋼・姫路が前期比4日減の5日間、大阪製鉄・堺と中山製鋼所がそれぞれ同2日減の5日間。日鉄住金スチールと合同・姫路が同1日減の6日間など。

 圧延では、前期に設備改修で24日間の休業を実施した日鉄住金スチールが、今期は前期比17日減の7日間の休業にとどめる。

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