エンビプロHDが子会社設立 リチウムイオン二次電池リサイクル事業

 静岡地区大手鉄スクラップヤード業者のエコネコル(富士宮市、社長・佐野文勝氏)などを擁する持株会社、エンビプロ・ホールディングス(社長・佐野富和氏)は、リチウムイオン二次電池などの電池リサイクル事業を行う同社100%出資の子会社を設立すると発表した。

 来年1月に設立する新会社は「VOLTA」で、本社をエコネコルと同所に置く。資本金は2億円。新社長に望月洋介エンビプロ・ホールディングス経営企画部付部長が就任する予定。

 今後は電気自動車、定置用蓄電池等の普及により、需要の急拡大が予想されるリチウムイオン二次電池をリサイクルし、有用金属を回収する。

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