北、党細胞委員長大会の第2日会議

北朝鮮で朝鮮労働党第5回細胞委員長大会の第2日会議が、22日に行われた。朝鮮中央通信が23日、伝えた。

1日目の会議に続き、金正恩党委員長が幹部席に登壇した。また、金正恩氏の実妹である金与正(キム・ヨジョン)氏や党中央委員会政務局メンバー、中央と道の党責任活動家が登壇した。

【画像】第5回党細胞委員長大会の第2日会議

「党細胞」とは、労働党の最下部にある末端、基層組職である。2日目の大会では、党細胞活動における偏向と欠陥が具体的に討論されるなど異例の内容となった。

各討論者は、「党細胞を強化して全ての党員を真の金日成・金正日主義者に準備させるのに優先的な力を入れ、党組織・思想生活の指導を綿密に行って社会主義強国の建設で先鋒的役割を果たしていくように導いてきた」と語った。

また、党細胞委員長が「党の基層組織の強化において収めた成果と経験、細胞の活動で現れた欠陥と原因を分析、総括する討論」を行った。

偏向と欠陥について「一部の党細胞が金日成主席と金正日総書記の遺訓貫徹へ党員と勤労者を正しく組織、動員しなかった問題」「一部の党細胞委員長が敗北主義、形式主義、要領主義、保身主義をはじめ、誤った思想観点と遊び人風の活動スタイルから脱せずにいる問題」「党細胞委員長の隊列を立派に固めず、党細胞委員長に力添えして教えてやるための活動を綿密に行わなかった問題」などが批判された。

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