ノジマステラ、走り切りタイトル奪取へ サッカー皇后杯決勝

 サッカーの皇后杯全日本女子選手権は24日、大阪市東住吉区のヤンマースタジアム長居で決勝(試合開始午後2時10分)を行う。創設6年目で初の決勝に進んだノジマステラ神奈川相模原は、3大会ぶり最多12度目の優勝とリーグ戦との2冠を狙う日テレと対戦する。1部昇格初年度での初タイトルへ、菅野将晃監督は「しっかりと自分たちのサッカーを貫き、あわよくば勝利を狙いたい」と話した。

 リーグカップ女王の千葉との準決勝では延長までもつれる中、エースFW南野の一撃で劇的勝利と勢いに乗っている。

 初の決勝を前に、チームは遠征先の大阪市内で調整を行った。準決勝から中2日と厳しい戦いになるが、最後まで足を止めずに走り切るノジマらしいサッカーを展開したい。

 日テレは今季リーグ戦得点王のFW田中ら日本代表選手を数多く擁するタレント軍団。吉見は「(日テレは)全部そろってて、本当に日本のトップ。難しい試合になると思うけど、少しの可能性を信じて頑張りたい」と番狂わせを狙う。

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