障がい者の視点を活かし、バリア(障害)をバリュー(価値)に変える! 垣内俊哉さん(株式会社ミライロ 代表取締役社長)

垣内俊哉さんは、生まれつき骨がもろく折れやすい“骨形成不全症”で幼い頃から車いす生活だった。それでも「自分が出来ることは何か?」と前向きに考え、大学在学中にユニバーサルデザインの企画設計などを行う株式会社ミライロを起業。社長としてアグレッシブに忙しい毎日を送っている。

取材した日も、朝一番で大阪本社から東京支社へ。
移動して会議に参加したあと、夕方からは早稲田大学へ向かい講演会と大忙しだった。
講演のテーマは「バリアバリューから未来を創る」垣内さんが提唱するのは、バリア[障害]をバリュー[価値]に変えること。そして障害を持っているからこそ気付ける視点を活かしたサービスを生み出す考え方だ。例えば、車いす生活を送る垣内さんは「高さ106cmの視点」から、誰もが使いやすいオフィス設計のアドバイスを行うなど、ユニバーサルデザインを提案するコンサルタントとして幅広く活動している。


垣内俊哉(かきうちとしや)

垣内俊哉さん(株式会社ミライロ-代表取締役社長)

1989年4月14日生まれ 28歳 愛知県出身

障害を価値と考える「バリアバリュー」を理念に掲げ、2010年に株式会社ミライロを設立。
誰もが使いやすいユニバーサルデザインを提案するコンサルタントとして設計監修・製品開発・教育研修などを幅広く手がける。年間の講演数は100件を超える。
2015年より日本財団パラリンピックサポートセンター顧問に就任。

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