アジア制覇の立役者・柏木、スペイン紙が選ぶ2017年の「トップ選手100」に見事ランクイン

ACLのMVPに輝いた柏木 photo/Getty Images

スペイン紙『MARCA』が選ぶ2017年の「トップ選手100」に、浦和レッズMF柏木陽介がランクインした。

2017年に最も結果を残した選手や爆発した選手、賞を受賞した選手など、サッカー界に軌跡を残した選手を100人選び、ランキング形式で100位から徐々に発表していく同紙の企画。チームの心臓として、浦和を10年ぶりのアジア制覇へ導き、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のMVPに輝いた柏木が、見事100位に選ばれた。

同紙は柏木を「アジア王者の魂」や「浦和の中でも卓越した存在」と評価。その上で「長らく遠ざかっていたが、彼はチームを10年ぶりにACL優勝へ導いた。柏木のゴールとアシストで、浦和は準決勝で上海上港を退け決勝へ。彼のパスや戦術眼、セットプレイは、馴染みのない相手にとって最高の武器となる」と綴った。さらに「常に日本代表に選ばれているわけではないが、2017年は日本のサッカー界に小さなリベンジを果たしたのではないか」とコメントしている。

現時点では100位から61位までが発表されており、アジアからはトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが81位に選ばれている。他にもバイエルンからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが78位、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが64位に。マンチェスター・シティからブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが72位、ドイツ代表MFレロイ・サネが67位にランクイン。ドルトムントのアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチ(73位)、パリ・サンジェルマンのブラジル代表DFダニエウ・アウベス(62位)なども名を連ねている。

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