高校生が市議と懇談 横浜

 選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられたのを受けて地方議会を身近に感じてもらおうと、横浜市会は25日、市立高校の生徒14人を招き、懇談した。2015年度から始まり5度目。

 訪問したのは桜丘、横浜商業、みなと総合、横浜サイエンスフロンティアの4校の生徒。議会広報会議委員の高橋徳美氏(自民党)、木原幹雄氏(民進党)、安西英俊氏(公明党)、宇佐美清香氏(共産党)が参加した。

 生徒らは委員会室や本会議場を見学して議会の仕組みを学んだ後、市議に経歴や議員になろうと思った動機などを質問。中には「人工知能(AI)を導入することで市議の人数は減らないのか」「待機児童対策の次は学童保育の数が足りなくなるのではないか」「市立高校の改革内容を教えてほしい」などの鋭い質問もあった。

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