「だいこん焼酎」の原料収穫 三浦

 特産品「だいこん焼酎三浦」の原料となる三浦ダイコンの収穫が25日、三浦市南下浦町上宮田の畑で行われ、市内の飲食店主などでつくるまちおこしグループ「みうら江戸前倶楽部(くらぶ)」メンバーら約10人が参加した。

 ダイコンは同倶楽部が9月に種まきし、育ててきた。収穫作業は午前7時から行われ、参加者は約400本、計約600キロを引き抜いた。ダイコンは水洗いした後に箱詰めされ、醸造元となる長野県内の酒蔵へ出荷された。9月末の大雨や10月の台風などの影響で例年より小ぶりという。

 来年2月中旬にはまろやかな焼酎となり、市内や横須賀市内の酒店などで販売される。同倶楽部は「ダイコン本来の辛みが楽しめるので、ロックでもおいしい」と話している。

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