年賀状で火災予防 横浜、専門学校生がデザイン

 横浜デジタルアーツ専門学校(横浜市港北区)の学生が、火災予防をPRする年賀状をデザインした。市消防局から来年1月1日、市内に約10万枚送付される。同局は「多くの人の防火意識を高めたい」と話す。

 はがきの裏面には、市内で起きた住宅火災の主な出火原因であるたばこやコンロ、放火をイメージしたイラストと、「後悔しない為(ため)に今できることを」という標語をデザイン。今秋の火災予防運動ポスターとして、同校グラフィック科1年生の学生(19)が制作した。

 宛名の記載は省略。年賀はがきを使ったダイレクトメールとして、117社の協賛企業が指定する地域に配布する。

 同局の予防課長は「お年玉くじ付きなので、抽選日まで飾ってもらえたら。何度も見て、火の元に気をつけてほしい」と話した。

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