INAC神戸レオネッサは25日、元女子日本代表FW大野忍が2017シーズンをもって退団することになったと発表した。
現在33歳の大野は、2015年にINAC神戸へ復帰。今季はなでしこリーグ14試合に出場し、4得点を記録していた。また、長きにわたってなでしこジャパンをけん引し、代表通算139試合に出場して40得点を記録するなど、多くの国際舞台で活躍。2011年にドイツで開催されたFIFA女子W杯では優勝に、翌2012年のロンドン・オリンピックでは銀メダル獲得に貢献している。
そんな大野はクラブの公式サイトを通じて「この度、INACを退団することになりました。チームメイトや監督、コーチ、スタッフの方々、またたくさんのファンやスポンサーの皆様の応援によりここまで頑張ってられたと思っています。今年タイトルを取れなかった事は残念ですがこれからもINAC神戸の発展を願っております。本当にありがとうございました」と感謝の意などを綴った上で、来季以降について「今後のことはこれからサッカーに対して自分なりに向き合って考えていきたいと思っています」と明かした。