古河機械金属、炭鉱2子会社を吸収合併

 古河機械金属は25日、完全子会社の新大峰炭鉱と西部炭鉱を来年4月1日付で吸収合併すると発表した。1960年代に筑豊地方の炭鉱経営合理化を目的に設立された企業で、炭鉱閉鎖後は閉山後の残存鉱害処理と社有地管理を手掛けていた。業務が減少している中で、グループ内の業務効率化のため両者を吸収合併することを判断した。

 古河機械金属は新大峰炭鉱に対する債権7億6700万円を放棄し、同社の債務超過状態を解消したのちに合併する。

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