北メディア、菅官房長官を非難

北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は25日、従軍慰安婦問題をめぐり日本の菅義偉官房長官を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、「日本内閣官房長官なる者」としながら、菅氏がフィリピンの首都マニラに慰安婦像が初めて設置されたことを受け、「きわめて残念なことである、日本の立場に相反する」などと述べたことに言及し、「これは道徳的低劣さと鉄面皮さが体質化した日本の反動層だけが吐ける厚顔無恥な妄言である」と糾弾した。

また、「国際社会が日本の特大型の反人倫犯罪を黙認し、日本政府の不当な行為を許すと思うなら、それ以上の誤算はない」と述べた。

さらに、日本の反動層が「過去清算の義務を回避するほど、与えられるのは国際的糾弾と外交的孤立であり、より激しくなるアジア人民の対日敵愾心だけである」と強調した。

その上で、過去清算は日本自身のために必要なことであるとし、「歴史のあらをそのまま抱いては日本の将来を絶対に切り開くことができない」と主張した。

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