帰省に地元の名産品を かわさき名産品ミニ販売会

 年末年始の帰省用に川崎土産をPRする「かわさき名産品ミニ販売会」が27日から30日まで、武蔵小杉駅隣接の商業施設ららテラス武蔵小杉1階の催事販売コーナーで開かれる。人手が足りず催事販売への出店が難しい小規模店が協力して行う。

 販売会には、川崎市や川崎商工会議所などでつくる「かわさき名産品認定事業実行委員会」が協力。名産品に認定されている「武州茶」を販売する創業250年余の老舗・田中屋(高津区)が中核となり、大原商店(川崎区)の豆菓子セット「川崎味散歩」、川崎大師雷神堂(同区)の「開運五色ダルマ(煎餅)」、高喜商店(中原区)の「特選焼海苔(やきのり)『雪の華』」などを販売する。

 市観光プロモーション推進課は「小規模店でも他店との協力で可能になり、品ぞろえも充実し、詰め合わせもできる。商業施設側も小規模な催事販売コーナーを有効活用できる。新住民が多い武蔵小杉周辺で名産品を知ってもらえる良い機会」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社