アウェイは「伝説のチーム」にインスパイア!アヤックスの2017‐18ユニフォーム

今季のリーグ開幕戦でヘラクレスにまさかの敗北を喫すると、その直後に行われたELプレーオフもローゼンボリに敗れて本大会出場を逃したアヤックス。

シーズン開幕早々に暗雲が立ち込めた状況だったが、そこからは見事立て直し成功。首位PSVに勝点5差があるものの、シーズン前半は2位での折り返しとなった。

今季のアヤックスのユニフォームは、変わらない伝統のホームと、過去のユニフォームにインスパイアされたアウェイの2アイテムを用意。アウェイはかなり独創的なデザインに仕上がっている。

Ajax 2017-18 adidas Home

新しいホームユニフォームであっても、一目でアヤックスと分かる不変のデザイン。胸のスポンサーは2015-15シーズンから続く“Ziggo”(ケーブルTVやインターネットのプロバイダー)。スリーストライプスは脇部分に配している。

背面の首元にはXXXのプリント入り。このXは“セント・アンドリュー・クロス”で、アムステルダムの紋章や旗に使われているもの。3つのクロスは、中世のアムステルダムに災いを及ぼした要素「洪水、火災、ペスト」を意味するといわれている。

パンツはホワイトを基調にシルバーのスリーストライプス。ソックスもホワイトを基調にレッドの差し色で、前面にはセント・アンドリュー・クロス、背面にはメーカーロゴのグラフィック入り。

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Ajax 2017-18 adidas Away

今季のアウェイユニフォームは、1994-95シーズンのアウェイユニフォームにインスパイアされたというが、デザイン的にそれほど似ているわけでもない。

アヤックスは1994-95シーズンのチャンピオンズリーグ(当時はチャンピオンズカップ)決勝でACミランを下し、22年ぶり4回目のタイトルを獲得。ファン・ハール監督に率いられた当時のチームは、「3-4-3」を駆使した攻撃サッカーが魅力だった。

背面はグラフィックプリントがなく、至ってシンプルだ。

パンツ、ソックスともにシャツと同じブルーを基調。なおチェンジキットとして、レッドのパンツとソックスも用意されている。

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