アマモ場再生へ児童が活動報告

 横浜市立金沢小学校(同市金沢区、高木篤子校長)の児童7人が、国土交通省関東地方整備局を訪問し、同区の野島海岸や海の公園で続けているアマモ場再生活動を報告した。東京湾再生のメッセージを込め、高田昌行副局長にアマモの種子を贈呈した。

 児童らが「アマモメッセンジャー」として同局に訪れるのは今年で11回目。同校は「金沢八景−東京湾アマモ場再生会議」の支援を受けて活動に取り組んでいる。児童らは「東京湾を海の生き物でいっぱいにしてほしい」と話していた。

 高田副局長は「以前に頂いた種は横浜ベイサイドマリーナ前に移植され、広い範囲に生い茂っている。一緒に東京湾の再生に向けて取り組もう」とあいさつした。

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