日本海側は大雪やなだれに注意 太平洋側は空気乾燥

29日昼過ぎに予想される天気分布。

 きょう29日(金)も日本海側の地方では雪が降り、これまでの大雪の影響でなだれに注意が必要だ。一方、晴れる太平洋側では空気の乾燥が続き、火の取り扱いに注意が必要となる。

大雪ピークは越えても引き続き積雪・なだれ注意

なだれ注意報の発表地域(29日午前4時54分現在)。

 きょうも日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、日本海側の地方では東北や北陸を中心に雪の降るところがある。大雪のピークは越えているものの、雪が多く積もっているところではなだれに注意が必要だ。

 太平洋側の地方では晴れるところが多いが、各地に乾燥注意報が発表されている。火の取り扱いに注意が必要なほか、体調管理にも注意したい。

週間予報(予想最高気温、29日午前5時発表)。

予想最高気温 年内は寒さしのぎやすく

 予想最高気温は西日本できのうより2℃前後高く、10℃以上のところが多くなる見込み。この先年内いっぱいは強い寒気が北上していくため、寒さはしのぎやすくなりそうだ。
(気象予報士・河津真人)

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