“巨人軍団”・マンUのストロングポイントが弱点に? セットプレイから失点重ねる現状に英紙も嘆き節

セットプレイからオタメンディに押し込まれるマンU photo/Getty Images

ポール・ポグバ、ロメル・ルカク、ネマニャ・マティッチ、クリス・スモーリング、ズラタン・イブラヒモビッチなど、今のマンチェスター・ユナイテッドはとにかく高い。190㎝超えの選手が多く揃っており、彼らのセットプレイは非常に危険だ。しかし、ここ最近はなぜかセットプレイが弱点になってしまっている。そう嘆くのは英『Manchester Evening News』だ。

マンUは直近8試合でセットプレイから5失点しており、武器であるはずの高さと強さを活かせていない。マンチェスター・ダービーでもコーナーキックとフリーキックから2失点しており、特に2失点目はFWロメル・ルカクのクリアミスをニコラス・オタメンディに押し込まれる残念なものだった。

ルカクはアーセナル戦でもセットプレイの処理であわやオウンゴールという場面があり、やや対応が不安定だ。WBA戦でも終盤にコーナーキックからギャレス・バリーに押し込まれるなど、マンUはセットプレイから失点を重ねている。これはジョゼ・モウリーニョにとって許されない事態だろう。

同メディアは12月が首位マンCとの差を決定的なものにしたと伝えているが、セットプレイの守備が足を引っ張ったのは間違いない。2月よりスタートするチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのことを考えても、相手を恐怖させる巨人軍団は攻守両面でセットプレイを修正していく必要があるだろう。

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