全国ジュニアラグビー 長崎県選抜6年連続4強 大阪スクール選抜に22-21

 第23回全国ジュニアラグビー大会第1日は29日、神戸市の神戸ユニバー記念競技場で第1~3ブロックの各1回戦が行われ、実力上位の第1ブロックに臨んだ長崎県選抜は大阪府スクール選抜に22-21で競り勝ち、準決勝に進んだ。長崎の4強入りは6年連続。

 中学のラグビースクールや部活動に所属する選手で編成した各都道府県代表チームによるトーナメント。第1ブロックは各地区大会(九州2枠)を突破した8チームが出場した。

 長崎は0-7の前半12分、CTB中濱(ゆのきRS)がトライを決めて5-7で折り返した。後半は3分にロック本山(時津RS)のトライで10-7とした後、相手に2トライ(2ゴール)を献上。再び追う展開となったが、16分にSO筒口(長崎RS)のキックパスを受けたWTB山田(時津RS)がそのままインゴールに走り込んで6点差にすると、ノーサイド直前に山田が中央へトライ。最後は筒口が逆転のゴールキックを決めた。

 第2日は30日、同競技場で第1、2ブロックの準決勝などを実施。長崎は神奈川県スクール選抜と対戦する。

【第1ブロック1回戦、大阪府スクール選抜-長崎県選抜】ノーサイド直前、中央にトライを決める長崎のWTB山田(時津RS)=神戸ユニバー記念競技場補助競技場

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