ACミランは30日、セリエA第19節でフィオレンティーナとアウェイで対戦した。
試合は、71分に先制点を許したミランだが、直後の74分にこぼれ球に反応したハカン・チャルハノールのゴールで追いつき、ドローで終了のホイッスルを迎えている。この結果、ミランは2017年最後の試合を白星で飾ることができず、今季の前半戦を11位で折り返すこととなった。
試合後、伊『MEDIASET PREMIUM』のインタビューに応じたミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「何名かの選手がベストコンディションではなかったのは理解しているが、それでも負けたくはない」とコメント。その上で「前半に決定機をあまり作れなかったのは事実だが、後半は失点した後に追いつくことができた。おそらく、勝てた試合だったと思う」と悔しさをにじませた。
ただ「今のチームは、決して見た目がきれいなチームではないかもしれないが、決して折れない心を持ち始めている」と述べつつ「最大のパフォーマンスではなかったが、セリエAで500分近く失点していなかったフィオレンティーナ相手に、得点を奪えたことには満足しているよ」とコメントしている。
はたして、ミランは前半戦の反省を活かし、後半戦はガットゥーゾ監督のもとで挽回することができるのか。