【Playback!】クロップ、イブラ、ジダン…サッカー関係者の奇妙なテーマソング、TOP10

年末年始恒例のプレイバック企画!

今回は編集部Kお気に入りの「サッカー関係者の奇妙なテーマソング、TOP10」をピックアップだ。

サッカーと音楽は切り離せないものだ。

週末にスタジアムへと行けば、サポーターは90分を通して歌い続けている。テレビではサッカーの映像に音楽を重ねる。

ピッチに向かう選手はそれぞれが好む音楽によって気持ちを盛り上げ、リズムに乗ったプレーで勝利を目指す。

そして、ファンや関係者は選手に関するテーマソングを作ったりとか…

『FourFourTwo』はそのような世界各国の奇妙な歌のTOP10を発表した。

ユルゲン・クロップ:「I wanna be like Jürgen Klöpp」

輝く白い歯、いつの間にか増えた髪、ロックな振る舞い。サッカーで最もヒップな男、クロップ。

ドイツのマルチタレントとして知られるMatze Knopは、様々なサッカー関係者のモノマネを得意としてきたが、その中でも最高傑作の一つがクロップだ。

ミュージシャンとしても活動する彼が送り出したのがクロップのテーマソング『I wanna be like Jürgen Klöpp』である。ちなみに続編的に「Kloppo You Rockstar」という曲もリリースされていたり。

ジネディーヌ・ジダン:「Zinedine Zidane ft. Les Murray」

サッカーでは多くの信じられないことが起こる。誰にも出来ないようなことがピッチで表現されることがある。そう、ジネディーヌ・ジダンのようなスーパースターによって。

そして信じられないことに、ジダンの被り物を着けてコンビニエンスストアを襲撃するというミュージックビデオが世の中に出たりする。

Qolyでも大きな話題を集めたダンスミュージック、Vaudeville Smashによる「Zinedine Zidane ft. Les Murray」はとにかく癖になる。2ヶ月に1回くらい聞きたくなるだろう。

ちなみにこの曲の選手名読み上げを担当しているレズ・マレー氏は昨年7月に71歳で死去した。ご冥福をお祈りします。

フランチェスコ・トッティ:「Francesco Totti c'è solo un capitano」

今季限りでローマを離れることに決まった「プリンシペ」フランチェスコ・トッティ。世界でも珍しいワン・クラブ・マンの歴史が終わりを告げようとしている。

そんな彼に対して作られたのが「ただ一人のキャプテン」と題されたこの曲。他にも『canzone per Francesco Totti』や『Totti è Roma』などもある。

ジェローム・ボアテング:「Jérôme Boateng Song」

『Final Four』という謎のグループが送り出したジェローム・ボアテングの非公式ソング。

チープかつ牧歌的な雰囲気が癖になる一曲。

なお、何にでも絡んでくる例のMatze Knopもネタの中でボアテングの曲に手を出しているが、ラップである。

ルイス・ファン・ハール「Quattro Campione - Louis van Gaal」

就任するクラブで常に多くの選手と軋轢を残すことで知られているルイス・ファン・ハール監督。

しかしオランダでは屈指の名指揮官であり、天才以上の存在として一部から崇め奉られている。

Quattro Campioneが送り出したその名も「Louis van Gaal」。元の曲はニール・ダイヤモンドの「Sweet Caroline」。ファン・ハールは絶対スウィートではないのでその単語は外して正解だ。

こういうある意味ひどい曲もある。

ズラタン・イブラヒモヴィッチ:「Zlatan」

Sanjin & Youthman - Zlatan (Official Video) from Sanjin & Youthman on Vimeo.

ボスニア・ヘルツェゴビナにルーツを持ち、スウェーデンで育ち、そしてヨーロッパ各地でプレーしてきたズラタン・イブラヒモヴィッチ。

そのテーマソングとしてどんなジャンルが最適なのかは全くわからないが、Sanjin & Youthmanはレゲエを選ぶというトリッキーな選択をした。

ちなみにイブラヒモヴィッチの曲としては『MY NAME IS ZLATAN』も有名。

溢れ出るあの曲のパクリ臭は気にしないほうがいい。ちなみにズラタン・イブラヒモヴィッチはパーフェクトヒューマンでもないはずだ。

リオネル・メッシ:「RAP DE MESSI "ABSTRACTO" ACTUALIZADO」

「サッカー好きに、メッシが嫌いな者はいない」との決まり文句がある。彼が見せるプレーはまるで音楽のようだ。

「メッシ好きに、RAP DE MESSIが嫌いな者はいない」。このミュージックビデオはまるで記録映像のようだ。

ともかく、映像は最高である。なあに、左下のスピーカーのマークを押せばよいのだから簡単だ。

ちなみにメッシの歴史をラップで歌うという曲もあったりする。こちらもとにかく流れるプレーの映像が嫌いなサッカーファンはいないだろう。

ジョルジョ・キエッリーニ:「Uno Grande」

ユヴェントスの偉大なディフェンダーとしてキャリアを積み重ねているジョルジョ・キエッリーニ。その存在感は世界に広がっている。

この「Uno Grande」を創りだしたのはインドネシアのユヴェントスサポーター。そしてアップロードしたのはキエッリーニ本人である。

ちなみに『Vincerà,Vincerà, Vincerà!!! Chiellini!!!!』という曲もある。

マルコ・アルナウトヴィッチ:「Arnautovic Hey Boys Song」

Youtubeで活躍しているマッシュアップアーティストのKurt Razelli。2010年に活動を開始した彼は、オーストリアを拠点に曲を製作している。

様々な有名人の言葉を組み合わせて作られる彼の音楽は、非常にユーモラスだと高い評価を受けている。

その名前は架空のものであり、その素性は定かではない。そしてアルナウトヴィッチを題材にして何を伝えたいのかも定かではない。

他にも色々ある。

マリオ・ゴメス:「Mario Gomez Şarkısı」

ドイツで長くトップレベルのストライカーとして活躍を見せたマリオ・ゴメス。しかしユップ・ハインケスの下を離れた後、ベシクタシュへと移籍した。

そのトルコで作られたのがこのテーマソング。このモデリングは一体何なんだと話題になった。

多くのディフェンダーを怒らせてきたマリオ・ゴメスであるが、流石にこのビデオを見せれば相手も戦う気を失うだろう。

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