ホークス内川、攝津、楽天茂木も…2018年、パ・リーグの年男たち

ソフトバンク・内川聖一【写真:藤浦一都】

今年は1982年生まれ&1994年生まれが年男

 2018年、年男を迎える現役のプロ野球選手は、ドラフトでの新入団選手も含め、88人いる。球団ごとに、今年の年男を見ていこう。

 プロ野球の現役の年男は、36歳と24歳に限定される。今年でいえば1982年生まれと、1994年生まれだ。パ・リーグには39人の年男選手がいる。

◯ソフトバンク
中田賢一投手 1982.05.11生
攝津正投手 1982.06.01生
内川聖一外野手 1982.08.04生

真砂勇介外野手 1994.05.04生
田中正義投手 1994.07.19生

 36歳の年男を現役で迎えるのは、競争を勝ち抜いた実績ある主力選手に限られる。内川聖一はあと25本で2000本安打、衰えは全く見られない。24歳の真砂は1軍の試合に出始めた。田中正義は2016年のドラフト1位だ。

◯西武
誠投手 1994.07.23生
田村伊知郎投手 1994.09.19生
中塚駿太投手 1994.12.26生

 西武には36歳年男はいない。24歳組が3人。いずれも1軍での実績は乏しい。

◯楽天
藤田一也内野手 1982.07.03生

茂木栄五郎内野手 1994.02.14生
菅原秀投手 1994.04.05生
下妻貴寛捕手 1994.04.15生
鶴田圭祐投手 1994.05.12生
南要輔内野手 1994.08.07生
田中和基外野手 1994.08.08生
森雄大投手 1994.08.19生
池田隆英投手 1994.10.01生
大塚尚仁投手 1994.10.13生

 36歳の藤田と24歳の茂木、新旧の内野の要がいる。24歳組は9人いるが、茂木以外にレギュラークラスはいない。

エンゼルス移籍が決まった大谷も1994年生まれ

◯オリックス
中島宏之内野手 1982.07.31生
山崎勝己捕手 1982.08.16生
比嘉幹貴投手 1982.12.07生

鈴木康平投手 1994.01.21生 ドラフト2位
張奕外野手 1994.02.26生
武田健吾外野手 1994.04.18生
澤田圭佑投手 1994.04.27生
神戸文也投手 1994.05.09生
黒木優太投手 1994.08.16生
青山大紀投手 1994.11.28生

 昨年、打撃が復活した中島、控え捕手の山崎、救援投手の比嘉が36歳。
24歳組では武田健吾、黒木優太が1軍で活躍し始めている。

◯日本ハム
井口和朋投手 1994.01.07生
上沢直之投手 1994.02.06生
吉田侑樹投手 1994.02.16生
上原健太投手 1994.03.29生
森山恵佑外野手 1994.05.02生
石井一成内野手 1994.05.06生
森本龍弥内野手 1994.06.12生
高良一輝投手 1994.06.25生

 36歳組はいない。24歳組が8人。井口、上沢は1軍のマウンドで活躍している。石井一成もルーキーで114試合に出場した。今オフ、ポスティングシステムを経てエンゼルスでメジャーデビューする大谷翔平(1994.07.05生)も年男。すでに「大谷世代」という名前も付き始めている。

◯ロッテ
田村龍弘捕手 1994.05.13生
佐々木千隼投手 1994.06.08生
宗接唯人捕手 1994.07.06生

 ロッテも24歳組が3人。田村は正捕手争いに勝利して、ロッテの正妻の地位を確保。佐々木は2016年のドラ1、シーズン後半に先発投手として実績を残した。宗接(むねつぐ)唯人は、昨年オフの台湾ウィンターリーグに出場している。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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