初日の出を眺めようと三浦市の三浦海岸には1日早朝、家族連れやカップルなど多くの人が訪れた。
まだ暗い同日午前6時ごろから海岸に人が集まり始めた。同6時50分過ぎに房総半島越しに太陽が顔をのぞかせると、歓声があがった。訪れた人たちは1年の始まりに思いを新たにしていた。
海岸では、地場の野菜などを使った汁物の無料提供や陣屋太鼓の演奏が行われた。訪れた人たちに約700キロ分の三浦産ミカンを投げてふるまう「ミカン投げ」も催された。
横浜市鶴見区の会社員山崎恵里さん(37)は「オレンジ色の光がみるみる上がってくるのが見られて感動した」と話していた。