大磯町の六所神社で１月３日（水）、木造夫婦像の「武装神形立像（ぶそうしんぎょうりつぞう）」と「女神（じょしん）形立像」が特別公開される。
平安時代後期の作品で、同神社御祭神の「櫛稲田姫命（くしいなだひめのみこと）」と「須佐之男命（すさのおのみこと）」と伝えられている。神像としては県内最古の１つで、２００９年には県指定重要文化財に指定されている。
男性像は、頭部に王冠をかぶり甲冑と天衣をまとった姿で、腰を屈めて足を開くように立つ姿が特徴。女性像は直立で、束ねた髪を両側に下げて前あわせの唐衣を着ている。夫婦円満や良縁の御利益を求め、毎年多くの観覧客が訪れる。
公開時間は午前９時から午後５時。問い合わせは同神社【電話】０４６３・７１・３７３７。
