長総大付競り勝つ 高川学園(山口)に2-1 5年ぶり16強 全国高校サッカー

 サッカーの全国高校選手権第3日は2日、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムなどで2回戦16試合が行われ、長崎県代表の長崎総合科学大付は高川学園(山口)に2-1で競り勝ち、初出場した2012年度以来5年ぶりに16強入りした。

 昨夏の全国高校総体覇者の流通経大柏(千葉)は大分西を3-0で退けた。連覇を狙う青森山田が草津東(滋賀)に5-0で快勝したほか、日章学園(宮崎)、神村学園(鹿児島)、大阪桐蔭なども3回戦に進んだ。

 長総大付は前半32分、FW安藤のミドルシュートで先制。3分後にはロングスローからDF岩本が右足で追加点を決めた。後半26分にPKを決められたが、粘り強く守って逃げ切った。

 第4日は3日、各地で3回戦8試合を実施。長総大付は午後2時10分から千葉市のフクダ電子アリーナで青森山田と対戦する。

【2回戦、長崎総合科学大付-高川学園】前半32分、長総大付のFW安藤(右)が先制点を決める=ゼットエーオリプリスタジアム
【2回戦、長崎総合科学大付-高川学園】前半35分、長総大付のDF岩本(右から2人目)がチーム2点目を決め笑顔を見せる=ゼットエーオリプリスタジアム

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