BMW、新型SUV「X2」を世界初公開

BMW X2

BMWは、2018年1月14日から米・デトロイトで開催される北米国際オートショー(デトロイトショー)に、2つの世界初公開モデルを出展する。

新型X2は、BMWのSAV(Sports Activity Vehicle)「Xモデル」に新たに追加されるコンパクトクロスオーバーSUV。

X2のボディサイズは、全長4360×全幅1824×全高1526mm、ホイールベース2670mm。対しX1は、全長4439×全幅1821×全高1612mm、ホイールベース2670mm。両車を比較すると、X2は全長が約80mm短く、全高も86mm低く、X1のクーペモデルの位置づけだ。

新型X2は、迫力のあるボディと優雅なクーペラインが融合したスポーティなフォルムに加え、新デザインの台形のキドニーグリル、LEDヘッドライトなど、新たなデザインコンセプトが取り入れられている。

新型X2は標準グレードに加え、Mスポーツ、Mスポーツ Xモデルを用意。発表当初は、ガソリンモデル1機種(xDrive20i)、ディーゼルモデル2機種(xDrive20d/xDrive25d)の3機種をラインナップする。

なお、ガソリンモデルには7速デュアルクラッチトランスミッションが、ディーゼルモデルには四駆システムのxDriveと8速ステップトロニックトランスミッション(8AT)が組み合わされる。

新型X2の生産は2017年11月から開始されており、米国では2018年3月に販売される。

BMW i8ロードスター/8クーペ

さらに、登場以降初の大型改良が加えられる新型i8(2019年モデル)が世界初公開となると同時に、ロサンゼルスオートショーで公開されたオープンモデルのi8 ロードスターも出展される。

3気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせた新型i8は、システム出力が374馬力に向上。0-100km/h加速は、i8が4.4秒、i8 ロードスターが4.6秒で、両モデルとも最高速度は時速250kmとなる。

i8クーペ/i8ロードスターともに、ボディカラーにEコッパーメタリックとドニントングレーメタリックが新たに採用される。また、Cピラーにクーペもしくはロードスターのバッジが装着される。

i8ロードスターは、電動ソフトトップを備えており、ルーフを開けたときはソフトトップが車体後部に格納される。i8の特長ともいえるシザードアはオープントップになっても健在だ。

なお、i8 ロードスター ファーストエディションは200台限定で販売される。

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