先日、マンチェスター・ユナイテッドのOBであるポール・スコールズ氏がMFポール・ポグバのパフォーマンスを批判した。スコールズ氏はユヴェントス時代のポグバの方が輝きを放っていたと指摘し、これに指揮官ジョゼ・モウリーニョが反撃する事態となった。
英『Daily Mirror』によると、このスコールズ氏の批判に続いたのが、元アイルランド代表選手である解説のイーモン・ダンフィー氏だ。同氏のポグバ批判はスコールズ氏のものより強烈で、マンUが獲得に費やした9000万ポンドは馬鹿げていると主張。同メディアが「容赦ない」と驚くほどはっきりとした批判を展開している。
「ポグバに関してはメディアによって過剰に評価されているところがあり、私はスコールズの言葉の全てに賛同する。スコールズは解説者として質が高いし、何より優れた選手だった」
「ポグバへの9000万ポンドは馬鹿げたものだ。ポグバは不十分だ。どのシステムでプレイするかといった問題ではなく、彼はトッププレイヤーではない。ユナイテッドは彼を抜いて戦った方が良くなるだろうね。もし2000万ポンドなら、良い取引だったと思うだろう」
現在のマンUは攻撃の組み立ての部分においてポグバに頼っているところも多いが、同氏はポグバ抜きの方が良くなるはずと大胆な発言をしている。加えて「サッカー脳がない」とまで指摘しており、ポグバのプレイの選択やポジショニングなどに疑問があるのだろう。
「彼は極めて普通の選手だ。シーズンに8、9ゴールも決めることはないだろう」
果たしてポグバはこうした批判にどう反応するのだろうか。9000万ポンドの移籍金が適正なものと証明するには、さらに決定的な働きをするしかない。