気象庁は4日、昨年12月の天候のまとめを発表した。12月は全国的に気温が低くなり、西日本ではかなり低くなった。12月が全国的に平年より寒くなったのは2014年以来3年ぶりのこと。
12月中旬~下旬 北日本・北陸は冬の嵐に
強い寒気に伴う雪雲がかかった北日本や北陸では降水量が多く、北日本や北陸では大雪となる時期があった。特に、12日頃や27日頃は発達した低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で荒れた天気となった所が多くなった。
岡山県、埼玉県、神奈川県など日照時間が平年を上回る
一方で、西日本の一部や東日本太平洋側では晴れの日が多く、日照時間は平年を上回った。岡山県津山市では12月の日照時間が統計史上最も多く、埼玉県熊谷市、神奈川県横浜市、山梨県甲府市などでも統計史上3番目の記録となった。