今季のチャンピオンズリーグでは抜群の安定感を誇るバルセロナ、国内リーグで圧倒的な得点力を誇るマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマン、さらには前回王者レアル・マドリードといったところが優勝候補に挙げられている。昨季はバイエルンとユヴェントスもバルセロナとレアルに並んで優勝候補となっていたが、今季はマンCとPSGの躍進もあってやや存在感が薄い。
しかし、ユヴェントスを指揮するマッシミリアーノ・アッレグリは自分たちが欧州トップクラブだと絶対の自信を持っている。伊『Calciomercato』によると、アッレグリは過去3シーズン自分たちより強いチームはたった1つだけと主張し、もっと自信を持つべきと持論を展開している。
「ユヴェントスのサポーターはチームがやってきたことを誇るべきだ、過去3シーズンでユヴェントスより良いチームはチャンピオンズリーグを2度制覇したレアル・マドリードだけだ。残念ながら2回とも負けたが、ユヴェントスも2度ファイナルを戦った。欧州のレベルにおいてユヴェントスはレアルにのみ後れを取ったが、過去3シーズンで2度ファイナルを戦ったのは誇りだ」
2014-15シーズンはバルセロナ、昨季はレアルに決勝で敗れてしまったが、ユヴェントスの実力が欧州トップクラスにあることは間違いない。今季はナポリが白星を重ねてセリエAで首位を走っているが、それでも安定感でユヴェントスはセリエAの全クラブを上回る。過去3大会で2度決勝に進んだ実力を考慮すると、アッレグリが自信を抱くのも当然だろう。