JR5社年末年始利用実績_都市圏は微増、地方は減少傾向

JR東日本・JR西日本・JR東海・JR四国・JR九州の5社は、年末年始期間(2017年12月28日~2018年1月4日)の利用状況を発表。

◆JR東日本
期間中、天候にも恵まれ期間を通じて概ね順調な運転。期間中の新幹線・特急列車などの利用状況は368.8万人、前年比101%で前年を上回った。
利用ピーク日は、帰省が12月30日で35.9万人、Uターンが1月3日で36.1万人。
近距離きっぷの発売枚数は前年比101%だった。

◆JR西日本
山陽新幹線で155万人(前年比100%)、北陸新幹線で27万人(前年比102%)、在来線で70万人(前年比103%)。
あわせて251万人(前年比101%)と前年を上回った。
前年と比較して長期連休が取りやすい曜日配列であったことから、新幹線・在来線とも各線区で多くの利用があった。
利用ピーク日は、帰省(下り)が12月30日23.9万人、Uターン(上り)が1月3日23.8万人。

◆JR東海
新幹線で1月2日に、山陽新幹線で発生した飛来物の影響により一部の列車に遅延が生じたものの、それ以外は天候にも恵まれ、概ね順調に推移。
利用状況は、新幹線が前年比100%、在来線の特急列車が前年比103%、新幹線・在来線合計で前年比100%だった。
利用ピーク日は、下りは新幹線が12月29日、在来線は12月30日、上りは新幹線、在来線ともに1月3日。

◆JR四国
瀬戸大橋線23万200人(前年比98%)で前年より約4000人下回り、主要3線区でも11万3800人(前年比98%)で約2400人下回った。
瀬戸大橋線の利用ピークは、下りが12月30日、上りは1月3日。

◆JR九州
九州新幹線の一部の列車に遅れが発生したが、その他の線区については概ね順調な運転状況。
年末年始期間中に新幹線・在来線合計で約62.6万人(前年比約100%)。
利用ピークは、下りが12月30日、上りが1月3日。

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