高校日本一を決める第96回全国高校サッカー選手権。1月8日の決勝戦に向けて、熱き戦いが繰り広げられる。
ここでは、日本の高校生と同じ世代(1999年4月2日~2002年4月1日)で、すでに世界的に名を知られている逸材たちを紹介する。
MF:カイ・ハヴァーツ(レヴァークーゼン/ドイツU-19代表)
1999年6月11日生まれ(18歳)。
レヴァークーゼン史上最年少でデビューした大器。186cmと大柄でエジルとも比較されるレフティだ。
学校のテストのためにCLを欠場したことでも話題になった。今季はブンデスリーガで1試合3アシストをマークしたことも。
DF:マタイス・デ・リフト(アヤックス/オランダ代表)
1999年8月12日生まれ (18歳)。
アヤックスに現れた新星DF。17歳と225日での代表デビューは、1931年以降ではオランダ史上最も若い記録になった。
188cmと堂々たる体格を持ちながら、足元も確か。アヤックスの先輩ヤン・ヴェルトンゲンとも比較される逸材だ。バルセロナが60億円で獲得するとも伝えられている。
FW:アレクサンデル・イサク(ドルトムント/スウェーデン代表)
1999年9月21日生まれ (18歳)。
エリトリアにもルーツを持つ、大型ストライカー。弱冠16歳にしてスウェーデンの名門AIKのトップチームデビューすると、プロ初年度でいきなりシーズン2桁得点をマークした。2017年1月にドルトムントへ移籍。
すでに代表にもデビューしており、105年ぶりとなるスウェーデン代表史上最年少得点記録も樹立している。
DF:ライアン・セセニョン(フラム/イングランドU-19代表)
2000年5月18日生まれ (17歳)。
16歳と81日でデビューした超逸材。この年齢ですでに左サイドバックのレギュラーとしてプレーしており、得点力も兼ね備えていることから、NEXTベイルとの評価も。
マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、リヴァプール、アーセナル、トッテナムが狙っているされている。
DF&MF:イーサン・アンパドゥ(チェルシー/ウェールズ代表)
2000年9月14日生まれ (17歳)。
英4部でなんと15歳でプロデビューすると、すぐさまチェルシーに引き抜かれた新星。
イングランド、アイルランド、ガーナにもルーツを持っているが、2017年にウェールズ代表にデビューしている。
守備的MFとCBでプレーできる選手で、代表キャプテンのアシュリー・ウィリアムズも自らの後継者になれると太鼓判を押している。
FW:ピエートロ・ペッレグリ(ジェノア/イタリアU-19代表)
2001年3月17日生まれ (16歳)。
15歳と280日でセリエAにデビューし、出場最年少タイ記録を樹立したストライカー。
さらに、2001年生まれの選手として初めてセリエAで得点した選手にもなるなど、最年少記録を次々と塗り替えている。
すでに身長は190cmはあるとされているが、ポストプレイヤーではなくテクニックとスピードを併せ持つ逸材だ。