カネミ油症被害者 支援行動計画策定 五島市発表

 五島市は13日、本年度の「カネミ油症被害者に対する支援行動計画」を発表した。油症発覚から50年となる来年に実施する節目イベントの中身について、実行委で具体的に検討していくことなどを盛り込んだ。

 実行委は市や油症患者、専門家らで構成。5月にも第1回会議を開き協議していく。イベントのほか油症関連資料の常設展示なども予定し、詳しい時期や内容を実行委で煮詰めていく。

 計画は全7項目で、患者の健康状態の把握や次世代への継承、国や原因企業への要望なども継続する。

(2017年04月14日掲載)

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