7区で消防出初め式

 新春恒例の消防出初め式が5日、横浜市内7区(西、南、港南、保土ケ谷、金沢、青葉、瀬谷)で行われた。市立大学金沢八景キャンパス(金沢区)では、金沢消防署や金沢消防団などが区民の防災意識を高めようと一斉放水し、会場は大きな拍手と歓声で沸いた。

 式では、区民ら約470人が見守る中、大地震を想定した救助活動を展開。消防局航空隊のヘリコプターが火災から逃げ遅れた人をビル屋上から救出、倒壊した家屋から機材を使い被災者を助け出した。

 家族で訪れた同区の男性会社員(37)は「間近で見る一斉放水やヘリコプター救助は予想以上に迫力があった」と話していた。

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