5日にフィオレンティーナと対戦したインテルは、右サイドにアントニオ・カンドレーヴァではなくジョアン・マリオを起用した。ジョアン・マリオは中央でのプレイを得意とする選手で、ジョアン・マリオが中に絞って右サイドバックのジョアン・カンセロがスピードを活かして攻撃参加するケースも目立った。
しかし、伊『sky Sport Italia』によると、クラブのレジェンドであるジュゼッペ・ペルゴミ氏はジョアン・マリオのパフォーマンスに失望したと厳しい言葉をかけている。
「ジョアン・マリオはよくなかった。今回私が見たものはもう2度と見たくないものだよ。特にインテルのシャツを着た者からはね。彼はボールを失ってもジョギングで戻り、スピードアップしようとしなかった。彼のパスは後ろ向きなものばかりで推進力も危険性も感じなかったね」
ジョアン・マリオは指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を100%勝ち取っているとは言えず、退団の噂もある。フィオレンティーナ戦はアピールのチャンスだったが、ペルゴミ氏はパフォーマンスに納得していないようだ。
チームも終盤の失点で1‐1と引き分けてしまい、ここ5試合白星なしと急ブレーキだ。攻撃もセットプレイの流れからようやく1点奪っただけで、ジョアン・マリオを含めチーム全体のパフォーマンスも良いと言えるものではない。念願のチャンピオンズリーグ出場権を獲得するためにも修正を加えなければならないのは確かだ。