危険運転致死で、会社員の男起訴 地検支部

 大井町の国道で昨年12月、ワゴン車を運転中にパトカーに追跡されて赤信号で交差点に進入、衝突した乗用車の女性を死亡させたとして、横浜地検小田原支部は5日、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道交法違反(酒気帯び運転など)の罪で、南足柄市の男性会社員(20)を起訴した。

 起訴状などによると、男性は12月15日深夜、小田原市内の県道で、酒気を帯びた状態でワゴン車を運転し、踏切を通過する際に停止せずに進行。パトカーの追跡から逃れるため、大井町の国道255号で赤信号を無視し、時速約100キロで交差点に進入して乗用車に衝突、運転していた同町の男性=当時(63)=を死亡させた、とされる。

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