ギリシア神話に由来するプリント！デポルティーボの17‐18ユニフォーム

降格圏内の18位でシーズンを折り返したデポルティーボ・ラ・コルーニャ。シーズン後半は7日のビジャレアル戦からスタートするが、まずは降格圏からの脱出が急務となる。

ユニフォームは8シーズン続いたLottoとの契約が終了し、今季からはMacronがサプライヤーを担当。その第一弾となるユニフォームは、オーソドックスながらデポルティーボらしく「ガリシアを感じる」デザインに仕上がっている。

ホームユニフォームはいつも通りの伝統的なブルー／ホワイトのストライプ。ただ、ストライプがシャツの中心から外れたデザインは、少なくとも過去30年間は見当たらない。胸スポンサー“Estrella Galicia”は、地元ガリシアのビールブランド。

ボディの両脇にはそれぞれ“DEPOR”（チームの愛称）、“1906”（クラブ創設年）のプリント入り。

1907年にアルフォンソ13世からレアルの称号を授かったことから、王冠が載っているエンブレムを使っている。

パンツとソックスはブルーを基調にホワイトの差し色。ソックスの前面にはメーカーロゴマークのグラフィックが入る。

アウェイユニフォームは近年使われることが多い襷（たすき）掛けデザイン。今季は胸スポンサーロゴが収まってしまうほどに襷の幅が太い。エンブレムは襷の色に合わせてモノクローム仕様に変更。

腰部分のスポンサー“ABANCA”はガリシア州の銀行。首元にはガリシア州旗の刺繍を施している。

ガリシア州旗はホワイトを基調にスカイブルーの襷デザインで、アウェイユニフォームのデザインにも使われている。

パンツとソックスはホワイトを基調に、スカイブルーの差し色で彩っている。

ポロ襟がクラシックな印象を与えるサードユニフォーム。ブラックを基調に、左側にはガリシアの地にローマ時代から存在する“ヘラクレスの塔”の透かしプリントが入る。

左袖のスポンサー“Luckia”は、スポーツベッティングをはじめとするオンライン・ギャンブル。

ブラックと差し色のブルーとのコントラストは、なかなか綺麗。背面腰スポンサーの下にはドクロ（スカル＆クロスボーンズ）の透かしプリント入り。

ホームタウンであるア・コルーニャの紋章にもあるこのドクロは、ガリシアに伝わるギリシア神話に由来。ヘラクレスに倒された怪人ゲーリュオーンの骨で、ヘラクレスの塔に下に埋まっていると言い伝えられている。

パンツ、ソックスともブラックを基調にブルーの差し色で彩っている。全身ショットで見ても、ブラックとブルーのコンビネーションは美しい。