北メディア、党の指導に従って前進することを強調

6日付の北朝鮮の各紙は、「社会主義強国建設の最後の勝利を目指して力強く闘って行こう」とアピールする社説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮に対する国際社会の圧力が強まるなか、金正恩党委員長が1月1日に発表した新年の辞を通じて内部結束を図る狙いがあると見られる。

朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2018年を「偉大な勝利の年」にするためには、全人民が「革命的楽観を持ってより奮発して力強くたたかっていかなければならない」と強調した。

また、「金正恩委員長の指導は強大な社会主義朝鮮の躍動する力、わが革命の百勝の旗印である」と述べた。

さらに、米国などは「わが軍隊と人民の胸の中に刻み付けられた朝鮮労働党に対する確固たる信頼、必勝の信念と楽観」を恐れているとし、「それを崩そうとあらゆる卑劣な策動を弄している」と指摘した。

その上で、「全ての党員と人民軍将兵、人民」は、「党中央の構想と決心を立派に実践していく英雄的朝鮮人民の気概を力強く誇示すべきである」と主張した。

北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は「最高指導者金正恩委員長の指導がある限り、2018年は朝鮮人民にとってもう一つの勝利の年として輝く」と強調した。

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