8日(月・成人の日)から9日(火)にかけて、低気圧が発達しながら日本海を進み、その後12日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となる。このため北日本では雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込み。暴風雪や高波に警戒するとともに、大雪やなだれにも注意・警戒が必要だ。
暴風雪・暴風・高波
9日午後は、北日本の日本海側を中心に雪や雨を伴った非常に強い風が吹き、9日夜から12日頃にかけて、強い寒気が流れ込むため、猛ふぶきとなるおそれがある。
また、北日本の海は、9日はしけとなり、10日は大しけとなる見込み。北日本の海側を中心に、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。
<9日にかけて予想される最大瞬間風速>
北海道 35メートル
東北、関東、伊豆諸島 30メートル
<9日にかけて予想される波の高さ>
北海道、東北、関東、伊豆諸島 5メートル
気温上昇 大雪・融雪・なだれ・着雪に注意
9日から12日頃にかけて、北日本の日本海側を中心に、大雪やなだれに注意・警戒が必要だ。
また、9日午前にかけて、日本海の低気圧に向かって、暖かい空気が流れ込むため、日中は気温が上がり、雨が降って雪解けが進む。その後は、雨は次第に雪に変わるが、湿った雪となるため、積雪の多い地域では、低地の浸水、河川の増水、土砂災害、なだれ、着雪にも注意が必要となる。