今季は開幕直後こそ快調なスタートを切ったものの、ピーター・ボスの下で迷走したドルトムントは不安定な前半戦を過ごした。チャンピオンズリーグではグループステージで結果を出せず、リーグ戦では首位バイエルンに勝ち点差13をつけられて3位となっている。ここから逆転するのはかなり難しいだろう。
しかし、MFマリオ・ゲッツェは前半戦途中から指揮官に就任したペーター・シュテーガーに大きな可能性を感じているようだ。独『Sport1』などによると、ゲッツェは前半戦に欠けていた安定感をチームに与えてくれるはずと語り、後半戦のスタートを楽しみにしている。
「シュテーガーはコミュニケーションも多く、選手へのアプローチもオープンだ。彼は優れた指揮官だと思う。彼が僕たちに安定感を与えてくれると確信しているし、後半戦は再び前進できるだろう」
ブンデスリーガ制覇は難しいかもしれないが、ヨーロッパリーグには可能性がある。ドルトムントの選手層や実力があれば優勝を狙うことは可能だ。日本代表MF香川真司が調子を上げているのも楽しみな理由の1つで、後半戦はドルトムントの爆発に期待だ。