これでネイマールとムバッペを抑えられるのか…… レアルの不安定なサイドの守備に不安広がる

セルタに失点を許したレアル photo/Getty Images

7日にセルタと対戦したレアル・マドリードは、ガレス・ベイルの2発で一時はリードしながらも2-2で引き分けてしまった。セルタの攻撃にレアルは何度もピンチを招いたが、スペイン『MARCA』が特に問題視したのはサイドの守備だ。

この試合でサイドバックを担当したマルセロ、アクラフ・ハキミの守備を同メディアは問題視しており、サイドをセルタに好き放題使われてしまったと分析している。結果的に2失点してしまったことを考えると、守備は修正すべきポイントだ。

さらにレアルはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンと対戦することになっている。PSGにはネイマール、キリアム・ムバッペとワイドな位置から個人で仕掛けられる強烈なアタッカーがいる。同メディアは今のレアルの守備では彼らのサイドからの攻撃に耐えられないのではと不安視しており、この内容ではPSG戦での失点は避けられないだろう。

加えてPSGとの1stレグでは右サイドバックのダニエル・カルバハルを出場停止で欠くことになる。カルバハルはグループステージ第5節のアポエル戦で故意にイエローカードを受け、累積警告を清算しようとしたとの疑いから2試合の出場停止処分となっている。同メディアはカルバハルの代役を務めるハキミではネイマールを抑えられないと見ており、ナチョ・フェルナンデスを右サイドバックに回すなど対策が必要と伝えている。

昨季までレアルは盤石との評価だったが、今ではかなり不安が残る状態となっている。これで本当にPSGと戦うことができるのか、不安は広がっている。

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