《神田》小説の登場人物になった気分で謎解きを! 「古書店まんせい堂奇譚」、13日(土)から開催

赤レンガ造りのマーチエキュート万世橋

 お正月気分も抜け切らず、3連休明けから本格的に仕事を始動する人も少なくないのでは? 久々に仕事の緊張を味わったウイークエンドに、ぴったりのお出かけ情報を紹介します。

 大人のための体験型謎解きイベント「古書店まんせい堂奇譚」が13日(土)から、マーチエキュート神田万世橋(千代田区神田須田町)で開催されます。

ワクワク、ドキドキの謎解きイベントは物語に入り込んだような気分になれるかも!

 舞台となる「マーチエキュート神田万世橋」は、1912~43年に国鉄の万世橋駅として使われていた建物の一部を利用して、再開発された商業施設。万世橋駅として“活躍”していた当時、2階に「ミカド食堂」という食堂があり、そこには文豪の芥川龍之介や谷崎潤一郎などが訪れ、文学サロンを開いていたといわれています。

 今回のイベントは、この文学サロンをヒントにして、謎解き用のオリジナルストーリーを制作。『日本のあらゆる文学作品が集まっていると文学好きの若者の間で噂されている“古書店まんせい堂”を偶然訪れたあなたが、店主から4編の小説と不思議な謎を与えられます。それは、大正時代に芥川龍之介たちが開いていた文学サロンのメンバーだけが読むことができたという幻の小説『誰かの十日物語』のありかを示したもの。さあ、小説と謎を読み解いて、幻の小説を手に入れることができるでしょうか』。

 まずは、キットを1000円で購入し、館内を探索しながら謎解きをしていきます。途中、ヒントの参照や解答を入力するためにスマートフォンなどインターネットに接続できる環境が必要です。全ての情報が集まると、幻の小説『誰かの十日物語』のある場所がわかるようになっています。手に入れたら、スマートフォンで報告しクリアです。

施設内は駅だった頃の面影があちらこちらに残っています

 ワクワク、ドキドキしながら文豪たちが活躍した時代に思いを馳せ、物語の世界に入り込み、謎解きに挑戦してみてはいかがでしょうか。きっとリフレッシュできますよ。

古書店まんせい堂奇譚

開催時間:1月13日(土)から、平日11時~21時/日祝11時~20時

開催場所:マーチエキュート神田万世橋(千代田区神田須田町1-25-4)

参加費:1000円

キット販売場所:マーチエキュート神田万世橋「VINOSITY domi」

詳細は http://blacklabel.takarush.jp/promo/maach/

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