【万能すぎ】ご飯のお供に鍋におかず「にんにくトマトラー油」(山梨発)使い方15選

本当に「万能調味料」はあるのか。これまで疑問を抱き続けてきた筆者が出会った「これぞ万能」と思えるご当地調味料が、山梨県・笛吹の庄の「にんにくトマトらー油」。ご飯のお供は言わずもがな、野菜、おかず、麺……さらにはパンにまで使える最強の食べるラー油。教えたいけど教えたくない、絶品ご当地調味料とその万能ぶりをご紹介。

【万能すぎ】ご飯のお供に鍋におかず「にんにくトマトラー油」(山梨発)使い方15選

あたたかいもの・辛いものがカラダにしみる季節。旨いつまみや料理とともに熱燗を一杯、なんてたまらない週末の過ごし方ではないか。

とは言え、筆者はズボラな性格のため普段料理など全くしない。どちらかと言うと地方のうまいご当地ものを取り寄せたりアンテナショップで買ったりして、うんうん一人で堪能していることが多い。そんなズボラな筆者が愛用しているご当地調味料を、皆さまに満を持してご紹介したい。

山梨県 笛吹の庄が作る『にんにくトマトらー油』

今「なんだ、結局食べるラー油?」そう思った皆さま、どうかココで読むのをやめないでいただきたい!

「にんにくトマトらー油」とは、山梨県産ワインをベースに、青森県産ブランドにんにくをふんだんに使用。トマトによるさっぱりとした酸味とうまみが加わった食べるラー油である。山梨県にある、小さな辛味噌専門店『笛吹の庄』の手づくり品だ。

(笛吹の庄の「にんにくトマトらー油」)

正直筆者も最初は、そこまで期待していなかった。店のある山梨の特産品・ワインを使った「ちょっと変わり種の食べるラー油シリーズだろう」と侮っていたのだが、これが驚くほど使える。残念なことに、人気バラエティ番組「嵐にしやがれ!」で紹介されてから爆発的にヒットしてしまい、以前からひそかに愛用している筆者にとっては悔しくてならない。。。が、実直な店主が丁寧に丁寧に手作りしている店のことを思えば、やはり応援したいと思うのだ。

ちなみに「にんにくトマトらー油」、あまりの人気に贅沢な肉入りも2種類存在する。

「甲州地どりトマトらー油」「富士ヶ嶺産丸一ポーク&トマトらー油」も同じように使えるのだが、今回はとりあえず定番品で進めていこうと思う。

主婦のお悩み解決!万能「にんにくトマトらー油」の使い方15選

ではここからは、この「にんにくトマトらー油」がいかに優秀で、主婦の味方になる調味料であるかを伝えていきたい。ズボラな筆者でもハマった「にんにくトマトらー油」の活用法を伝授しよう。

■1.【初級編】絶品ご飯のお供 まずはほかほか新米に

何を差し置いてもまずは米と召し上がっていただきたい。

炊きたての飯にのせるだけでもう何もいらない。ガッと混ぜて、おにぎりにしてもうまい。

■2.【初級編】夏は冷ややっこ、冬はカリッと焼いた厚揚げに

「食べるラー油」の食べ方として、定番の冷ややっこや野菜スティックも、もちろん間違いない。

(焼いた厚揚げを「にんにくトマトらー油」につけて)

■3.【初級編】盲点だった!味噌汁に「にんにくトマトらー油」をチョイ足し

簡単なのに意外と知られていない使い方が味噌汁。

調理する段階で入れてしまうもよし、お椀によそってからチョイ足しするもよし。濃厚なうまみが加わり、いつもと違うおいしさに一変する。もちろん豚汁もいい。

■4.【初級編】味変でおいしさ2倍!鍋・おでんの薬味に

秋から冬にかけて、大活躍するのが鍋。
ひとつの味を食べ続ける鍋の薬味にもってこいなのだ。それも、てんこ盛りのにんにくと、酸味のあるトマトが入っていることで、醤油・味噌・塩など和風の鍋がパンチのあるあじにガラリと変化する。おでんの薬味にもおすすめ。

■5.【初級編】話題のサラダチキンでヘルシー&ジャンキーに

もちろん蒸し鶏を作っていたただいてもかまわないが、ズボラな筆者が非常に重宝している市販のサラダチキン。空前のブームになっているヘルシーなサラダチキンも「にんにくトマトらー油」ひとつでしっかり食べ応えのある絶品おかず・酒のアテになる。

■6.【中級編】洋風にだってなる!パンにも使える新しい食べるラー油

この商品のミソはなんと言っても「トマト」と「ワイン」がベースとなっていること。辛さやうまみだけではなく、トマトソースに近い要素があるため洋風アレンジまで可能。

(ズボラなもんでちょっと焼きすぎかもしれませんが……味は確かです)

食パンに「にんにくトマトらー油」?utmsource=nordot&utmmedium=127_out08を塗り、チーズをかけてトーストするだけ。がっつりにんにくが入っているので、朝に食べるのは要注意。

■7.【中級編】パスタと和えればミートソース感覚?

にんにく、トマト、ワイン……これらはイタリアンで非常によく使われる材料であることにお気づきだろうか。
しっかりとした具材感があるため、ゆでたパスタと和えるだけでガツンとした男飯的パスタができあがる。最後に粉チーズをたっぷりかければ辛さもややマイルドに。もちろんパスタだけではなく釜玉うどんやそうめんでも◎

■8.【中級編】アボカドのクリームチーズでおしゃれデリ

秋はボジョレーのシーズンでもある。ワイン党の方のために、洒落たつまみをおすすめしよう。
カットしたアボカドとクリームチーズに「にんにくトマトらー油」を和えるだけ。わさび醤油で仕上げることが多い定番デリも、調味料を変えるだけで各段にうまくなる。うん、間違いなく女子が好きな味。

■9.【中級編】じゃがバターならぬ「じゃがらー油バター」

もうひとつ、ワインのお供を。蒸かした(もちろん筆者はレンチンだが)じゃがいもにバターと「にんにくトマトらー油」をのせるだけ。
……想像するだけでワインがすすむ。

■10.【中級編】ラーメンにジュワッと追いらー油!

安いインスタントラーメンで十分。できあがったラーメンに「にんにくトマトらー油」をかけるだけ……

(間違いなく、うまい)

なのだが、できれば「にんにくトマトらー油」をフライパンで少し熱して、最後にジュワッ!と"追いらー油"をおすすめしたい。にんにくの香りがさらに引き立つ。醤油、味噌、塩にとんこつ……どれでもイケる。

■11.【上級編】付けるも良し まぜるも良し 餃子・春巻き・チヂミ

本来、ラー油をもっとも使うシーンと言えば餃子やチヂミ。

(ラー油を付けて食べるのもよいが……)

焼き餃子・水餃子・春巻き、あとはチヂミなど、本来通り、付けダレとして食べるのもうまい。が、筆者と違って日ごろから料理をするひとには餡の味付けや混ぜ込んで使うこともおすすめしたい。下味・タレいらずのお手軽絶品餃子ができるはず。

■12.【上級編】混ぜて焼くだけ マンネリ化するたまご焼きの救世主

まぜると言えば、定番のたまご焼きを外すわけにはいかない。たらこマヨ、じゃこねぎなど、すでにいろいろなアレンジたまご焼きレシピが紹介されているがそろそろネタも尽きてきた頃だろう。

溶きたまごに「にんにくトマトらー油」、そこにほんの少しマヨネーズを加えると、たまごがふわとろに仕上がる。これも秋の夜長、酒のアテにもってこい。

■13.【上級編】洋風?中華風?ドリアやグラタンにも

[6]のトーストをごはんに変えれば、ドリア風にもなる。ごはんに「にんにくトマトらー油」、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンへ。放っておけばできあがり。

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■14.【上級編】余り物なんでも来い!炒めモノにこれ1本

肉、魚、野菜……冷蔵庫に余ったものがあればとにかくなんでもいい。材料をカットして、ホイホイ炒める。味が一発で決まるので「わたし、失敗しないので」と自信を持って言えるだろう。

■15.【上級編】〆のチャーハンも

この流れで来たので最後は〆モノで。

(わたし、失敗しないので)

[14]でも述べた通り、とにかく味が一発で決まる「にんにくトマトらー油」。これさえあれば失敗しない。より本格的に仕上げるならば、溶いたたまごとごはんをまぜておくこと、油の代わりにマヨネーズを使うことで、マイルドさとうまみが加わったパラパラチャーハンの出来上がりだ。

本当に万能だった「にんにくトマトらー油」

その他にも、納豆や冷やし中華、ふろふき大根……とにかくなんにでも使える。正直これに出会うまで、筆者は万能調味料という言葉が嫌いだった。液状の調味料はごはんには使えないし、パンになんてもってのほか。全然万能じゃないじゃないか!と思っていたのだが、こいつは本当に万能だったのだ。

そして「にんにくトマトらー油」を生みだしたのが大手調味料メーカーでもレストランチェーンでもないことにまた賞賛を贈りたい。地元山梨のワインをうまく使い、何よりも「おいしさ」にこだわって丁寧に作ってきたからこそ生まれたこの旨さと、そして大ヒットがあったのだろう。売れすぎて入手困難になんてことになると個人的には勘弁してほしいのだが、山梨の小さな店が喜んでいれば、本望だ。

にんにくトマトらー油
甲州地どりトマトらー油
富士ヶ嶺産丸一ポーク&トマトらー油

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